政府が新型インフルエンザの国内発生を想定した訓練を始めます。
例年であれば、12月ごろから始まるインフルエンザの流行ですが今年は早いですね。
すでに8月や9月からインフルエンザにかかる人が現れていましたので
心配はしていましたが、政府の発表では新型インフルエンザが流行した場合、最悪の
ケースで、およそ2500万人が医療機関を受診し、64万人が死
亡すると推計している様子です。
参照:大幸薬品
厚生労働省によれば、今年の国内のインフルエンザウイルスは、ヒトA型のAH1pdm09が
73%、AH3亜型が17%、ヒトB型が10%だといっています。
AH1pdm09は2009年に世界的なパンデミックを起こしたウイルスで、10~12月に発生の
ピークがある。ということです。
怖い予測ですね。
新型インフルエンザは10年~40年周期で起こると言われていますが
新型インフルエンザウイルスには人々(人類と言っておきましょう)は免疫力を
持ちません。新しいウイルスですので当然ですね。
すなわち、ほとんどの人が感染する可能性があると推測できます。
その結果、感染が急速に拡大してパンデミックを引き起こすことになります。
「パンデミック(Pandemic)」という言葉のもともとの意味は、地理的に広い範囲の世界的流行および、非常に多くの数の感染者や患者を発生する流行を意味するもので、AIDSなどにも使用されてきました。インフルエンザ・パンデミックは、「新型インフルエンザウイルスがヒトの世界で広範かつ急速に、ヒトからヒトへと感染して広がり、世界的に大流行している状態」を言います。
インフルエンザ予防策は?
H5N1型新型インフルエンザのパンデミック時には、他人との接触を避けるため、
できるだけ外出をしないことが最も安全です。
新型インフルエンザの流行期間は6~8週間続くと予想されるので、本来は2か月分あればいいのですが、そうもいきませんよね。
やむをえない外出には、マスク、ゴーグル、帽子を着用する
帰宅時には、手洗い・うがい・洗顔をする
この習慣を守りましよう。しかし、ゴーグルって・・・。(笑)
人生でゴーグルして外出した事ないです。まあ用心してねって事で・・・。
本格的に流行する前に習慣づけておくことが必要ですね。
では、運悪く観戦したと思われるときの症状は下記です。
初期症状
・発熱(38℃以上) ・関節痛や筋肉痛 ・倦怠感 ・咳 ・嘔吐 ・下痢・腹痛
以降の症状
・息苦しい ・激しい咳 ・呼吸困難 ・鼻血や歯茎からの出欠 ・多臓器不全
家族の看護するときの注意事項は下記です。連鎖的に新型インフルエンザになっては
良くないので気を付けたいところです。
引用画像:大幸薬品
看護する時の注意
- 患者の排泄物、使用後のマスクや手袋、ティッシュペーパーなどはウイルスに汚染されているので、ビニール袋に入れて、密閉して廃棄しましょう。
- 患者が触れた所は全て消毒・除菌しましょう。
- 患者が使用したタオルや衣類などは、他の家族と共用したり、一緒に洗濯してはいけません。
まとめ
日頃から、帰宅時に、正しい手洗い、うがいを習慣づけておきましょう。
咳やくしゃみをする時には、咳エチケットを行いましょう。
接触感染を予防するために、食器、調理道具、共用で触れるところは、熱湯や消毒・除菌剤などを使って消毒・除菌しましょう。
空気中のウイルスを減らすため、換気を習慣づけたり、加湿器や空間除菌剤、空間除菌機器などを使用しましょう。
接触感染を予防するために、食器、調理道具、共用で触れるところは、熱湯や消毒・除菌剤などを使って消毒・除菌しましょう。
空気中のウイルスを減らすため、換気を習慣づけたり、加湿器や空間除菌剤、空間除菌機器などを使用しましょう。