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夕陽が大好きな男の四方山ブログ

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「僕は見えないことを プラスにして生きてきた。」 全盲のヨットマン「岩本光弘氏」

 

全盲の身でヨットを操り太平洋を横断した岩本氏のこと

  

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その人が全盲のヨットマン 岩本光弘氏。(平成31年4月に全盲セーラーとして

世界初の太平洋横断に成功。)

 

光を失った彼が、なぜこのようなとてつもない偉業を成しえたのか。

かれの人生の大転換を知るにつけ、自分の置かれた環境に感謝せざるをえない。

 

私が購読している書籍に、岩本氏のインタビュー記事がありましたので、

明日への勇気と感動のおすそ分けをしたいと思います。

 

岩本光弘氏とは

いわもと・みつひろ:昭和41年熊本県生まれ。幼少の頃より弱視でありました。

16歳の時に全盲となりました。

天草生まれで、野球をしていたそうです。13歳くらいから視力が徐々に落ち

ボールが見えにくくなりバッターボックスに入れば三振ばかりだったと言います。

 

夜には歯を磨こうとしたら歯磨き粉が指についてしまい、歯磨き一つ出来ない

自分の人生にたいして絶望し、海に身を投げようとしたそうです。

 

その時に伯父さんの声が聞こえたそうです。「死ぬんじゃない」と。

伯父は子がいなく、生前岩本氏を我が子のようにかわいがっていました。

 

伯父さんにこう諭された気がしたそうです。

「世間には、目が開いていても何のために生きているのか分からないような人が多い。そんな人も目の見えないおまえが努力してチャレンジし続ける姿を見ればきっと勇気づけられる。まっすぐ生きろ。チャレンジしろ。お前の目の見えなくなった意味はそこにある。」と。

 

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それからの彼は、筑波大学生時代に街に出てた時に、

ある人から「目が見えるように祈らせて下さい」

と言われました。しかし彼の返事はこうだったそうです。

「それは困ります。

見えないからこそ僕の今の人生があるんです」と。

 

そうして筑波大学に在学中に休学し、

サンフランシスコ州立大学にに留学しました。

この行動力。

(もし自分の目が見えなかったらこのような道を進んだだろうか?と

考えさせられました。) 

その後帰国し、語学力維持の為に英会話の先生に師事し

ましてその先生の友人が今の奥さんだそうです。

 

伯父からのメッセージがあって今の自分がいる。

そして絶望の淵にいる人に生きててよかったという

心の底からの実感を一人でも多くの方にお伝えしたいと思って

いるそうです。

 

辛坊治郎さんとの出会いと挫折

35歳の時、ヨットをしていた奥さんに誘われ、始めました。

それからヨットにはまりだし、いろんなひとにいろんな機会に

「太平洋を渡りたい」と触れ回ったそうです。

 

そのうちに、間寛平さんと一緒に世界一周マラソンに

挑んでいた比企浩之(ひきひろゆき)さんとのであいがありました。

その結果、比企浩之さんの紹介で趣味でヨットをしていた

ニュースキャスターの辛坊治郎さんを紹介してくれました。

辛坊さんは忙しい方ですが「面白そうだね」と快諾し、

結果皆さんもご存じですが

残念ながらクジラとぶつかる事故へとつながり失敗に終わりました。

新しいドリームパートナーとで成功

もう一度チャレンジしたいという思いを

周りの人たちに話しているうちに、

ビジネスで大成功を収めた実業家のアメリカ人(彼は素人)と出会い

彼がヨット「ドリーム・ウイーバー」を用意しました。

そのドリームパートナーのダグラス・スミスとトレーニングをやり、

その結果飛行機ならば12時間かからない距離を

55日間かけてヨットで太平洋を横断し大成功をしたわけです。

 

全盲であるが故の大海での恐怖感を克服したのは、

彼が言うには「恐怖とはまだ起こっていないことを自分の頭のなかで

膨らませることで生じます」と。

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試練は必ず乗り越えられる

全盲というハンディを乗り越えて自律自助の精神に満ちた彼の人生は

見習うべき点が非常に多いです。

1度目の挑戦で失敗したことを経験値ととらえそれこそがノウハウとしました。

もし彼が、そこで家に閉じこもってくすぶっていたならば彼の人生はそこまで。

だったでしょう。勇気を出して再度チャレンジしたからこそ学びが得られ人生に

「ありがとう」と感謝し、この世の中のすべての人で困難に直面している人や

恐怖や既成概念に縛られている人にこの体験を踏まえている彼の生きざまが、

自分を殻に閉じ込めている人たちも必ず破ることが出来るということを気づかせて

くれるのではないかなと思います。

 

 岩本光弘氏は令和元年「第12回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣表彰)

を頂いています。

 

 

彼の快挙は昨年の事でした。今も彼の前向きさに勇気をもらってます